一次創作『ありがとうを集めて』の設定まとめです。
(2024年12月22日現在より、Blueskyにたまに載せてます)
現代劇で舞台は日本。とある春。
高校二年生の主人公、小沢 勇(おざわ ゆう)(通称マオ)は、
幼馴染の野中 彩季(のなか さき)と、
中学からの親友の大瀬良 庵(おおせら いおり)と
再び同じクラスになった。
今年もきっと変わらない、かけがえのない、
なんてことない日々が続くのだろう。
そう、思っていた。
ちょっとの切なさと、温かさと。
そして、「ありがとう」を集める物語。
メインキャラ
☆未完。また追記してきます。
【小沢 勇】(おざわ ゆう)(通称マオ)
【野中 彩季】(のなか さき)
【大瀬良 庵】(おおせら いおり)
【菊之助】(きくのすけ)(猫)
ストーリー
【プロローグ】
高校二年生になった小沢勇は、高校の始業式の帰り道に突然現れた、
尻尾が二股に分かれた、体毛が菊柄の奇妙な猫に“話しかけられた”。
「もうすぐ約束の時だ。果たせぬのなら、あの娘の魂を貰い受けるぞ」
どうやらその猫が言うには、
「幼馴染である彩季の魂を貰うと約束した」という。
それが嫌なら、あと1年のうちに、上質な「ありがとう」を5個集めねばならないそうだ。
全く思い出せず、話も見えないままの勇ではあるが、信じるのであれば、
とにかく大事な幼馴染の彩季を渡すわけにはいかない、と。
「ありがとう」とやらを5つ。集める新学期が始まった。
【第一話】T、トラブルメーカー
ある日のこと、野中彩季は内気な友だちから
「ラブレターをゆうに渡してほしい」と頼まれる。
ゆう、といえばたまに委員会で会う、
去年クラスが一緒で席の近かった、今年は隣のクラスの仁上 雄(にかみ ゆう)。
厳つくデカくて怖い、不良だとささやかれる仁上雄だろう。
普通にしゃべるが、特段仲良いいわけではない。
「どうして私なのか」とは思いつつ、彩季は雄にラブレターを渡してきたのだった。
帰りの廊下で「彩季ちゃん。今から帰るの」と声をかけたのは、通称「マオ」の勇。
勇と彩季は家も隣の、幼稚園からの幼馴染で、よく一緒にいる親しい間柄だ。
彩季は若干考えたのち、合点がいった。
「待って。そっか、マオ君がゆうか」
ラブレターを渡し間違えたことにようやく気が付いた彩季。
厳つくデカくて怖い、不良だとささやかれる仁上雄から
ラブレターを取り返すために勇は奔走することになったのだった。
☆少しずつ追記していきます。
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